香川真司はCL決勝を目指す【写真:Getty Images】
日本代表は7日、来週からの2連戦に向けた合宿を行った。
国内組に先行してトレーニングを行っている海外組だが、香川真司は前夜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝をテレビで観戦していたようだ。
「改めてああいう舞台で戦うことの選手としての幸せを、テレビを通して感じたし、あそこを目指さなきゃいけない」とバルセロナとユベントスの激闘に強い影響を受けている。
結果はバルセロナが3-1で4年ぶりのCL制覇を成し遂げたが、「決勝にふさわしい試合でしたし、お互い勝つチャンスがありましたけど、やっぱり最後は決めるところで決めて、違いを作るところで違いを作るバルサの3選手はすごかった」と、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの“MSNトリオ”のプレーに刺激を受けたようだ。
そして、自身の今後目指すプレーについて「攻撃でいかにして得点を生み出すか。その過程としてどうやってチームとして連動してやれるか」がテーマになると語った。
日本代表は新たなチームになって初めての公式戦に臨む。香川は「来シーズンのドルトムントもそうですけど、やはりそこに結果を残していかないと評価されないし、ホントにそこの意欲はさらに増しているので、この代表2戦で絶対結果を残したい」と、並々ならぬ気合いを見せている。
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