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記録ずくめのCL決勝。バルサは欧州史上初となる2度目の3冠達成

6日に行われたチャンピオンズリーグ決勝はバルセロナが制し、通算5度目のCL制覇を成し遂げた。イタリア王者ユベントスと激突した一戦では数々の偉大な記録や、珍しい記録が生まれている。

text by 編集部 photo by Getty Images

バルサは史上6番目のビッグイヤー永久保持クラブに

記録ずくめのCL決勝。バルサは欧州史上初となる2度目の3冠達成
バルセロナは様々な記録でCL優勝に花を添えた【写真:Getty Images】

 今季の欧州サッカーを締めくくるチャンピオンズリーグ(CL)決勝が6日、ドイツ・ベルリンで行われ、バルセロナが4年ぶり5度目の優勝を果たした。

 この勝利でリーグ戦、コパ・デル・レイとともに今季3冠を達成したバルサは、欧州史上初となる2度目の3冠を達成することとなった。前回はジョゼップ・グアルディオラ監督就任初年度だった2008-09シーズンだ。

 CLは5度優勝すればトロフィーを永久に保存することができる。これによりバルサは史上6クラブ目のビッグイヤー永久保持クラブとなった。

 敗れたユベントスはUEFA主催の大会で6度目、CLは4度目の準優勝に終わったが、いずれも史上最多の記録となっている。

 選手個々も多くの記録を生み出した。今季限りでバルサを退団するシャビは途中出場でCL通算151試合出場を達成。レアル・マドリーのイケル・カシージャスの150試合を抜いて史上最多となった。

 得点王には10得点のリオネル・メッシとネイマール、そしてクリスティアーノ・ロナウドが輝いた。同じチームから1シーズンで10得点が2人出るのは史上初の快挙。

 また、得点王が3人生まれるのは1999-2000シーズンのリバウド、ジャルデウ、ラウール・ゴンザレス以来15年ぶりだ。

 決勝でも1点を挙げ、メッシと並んで得点王を獲得したネイマールは、南米と欧州両方で王者になった史上8人目の選手として歴史に名を刻んだ。準優勝に終わったユベントスのカルロス・テベスは2008年にマンチェスター・ユナイテッドの選手としてCLを制覇した際、史上6人目として両大陸での優勝を経験している。

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