バルサは史上6番目のビッグイヤー永久保持クラブに
今季の欧州サッカーを締めくくるチャンピオンズリーグ(CL)決勝が6日、ドイツ・ベルリンで行われ、バルセロナが4年ぶり5度目の優勝を果たした。
この勝利でリーグ戦、コパ・デル・レイとともに今季3冠を達成したバルサは、欧州史上初となる2度目の3冠を達成することとなった。前回はジョゼップ・グアルディオラ監督就任初年度だった2008-09シーズンだ。
CLは5度優勝すればトロフィーを永久に保存することができる。これによりバルサは史上6クラブ目のビッグイヤー永久保持クラブとなった。
敗れたユベントスはUEFA主催の大会で6度目、CLは4度目の準優勝に終わったが、いずれも史上最多の記録となっている。
選手個々も多くの記録を生み出した。今季限りでバルサを退団するシャビは途中出場でCL通算151試合出場を達成。レアル・マドリーのイケル・カシージャスの150試合を抜いて史上最多となった。
得点王には10得点のリオネル・メッシとネイマール、そしてクリスティアーノ・ロナウドが輝いた。同じチームから1シーズンで10得点が2人出るのは史上初の快挙。
また、得点王が3人生まれるのは1999-2000シーズンのリバウド、ジャルデウ、ラウール・ゴンザレス以来15年ぶりだ。
決勝でも1点を挙げ、メッシと並んで得点王を獲得したネイマールは、南米と欧州両方で王者になった史上8人目の選手として歴史に名を刻んだ。準優勝に終わったユベントスのカルロス・テベスは2008年にマンチェスター・ユナイテッドの選手としてCLを制覇した際、史上6人目として両大陸での優勝を経験している。