ゴールを喜び合うU-20フィジー代表イレブン【写真:Getty Images】
U-20ワールドカップのグループF第2戦が現地4日に行われ、フィジー代表はホンジュラス代表を3-0で下し、FIFA主催大会で同国史上初勝利を収めた。
グループステージ初戦でドイツ代表に1-8の大敗を喫したフィジーは、第1戦でウズベキスタン代表に競り勝ったホンジュラスと対戦。この試合に負けると1次リーグ敗退が濃厚だったが、前半20分以内に2得点を奪い、さらに相手のオウンゴールで北中米代表の格上チームを圧倒した。その結果、最新FIFAランキングで195位のフィジーが、75位のホンジュラスを打ち負かす大金星を挙げた。
フィジーは2014年に母国で開催されたOFC(オセアニアサッカー連盟)U-20選手権で初優勝し、同年代W杯の出場権を初めて獲得。また、オセアニア地域の強豪国であるニュージーランド代表が開催国枠で大会に出場していることも追い風となった(U-20選手権で歴代最多優勝を誇るオーストラリアは2005年からアジアに加盟)。
勝ち点3を獲得したフィジーは、7日に決勝トーナメント進出を懸けてウズベキスタンと対戦する。
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