チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、アトレティコ・マドリーのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン獲得の噂を否定した。
スペイン紙『マルカ』のインタビューに答えたモウリーニョ監督は、「グリーズマンは素晴らしいストライカーだ。だが、来季への補強に向けた目標ではない」と、チェルシーのターゲットではないと述べている。
グリーズマン本人も、「僕はアトレティコで上手くやっている。僕はここにやってきたばかりだし、1年で移籍するような選手でもない。他のクラブが興味を示していることが本当なのか嘘なのかはわからない。それは単なる噂だからだ。僕はアトレティコで幸せだよ」と、クラブへの残留を希望している。
一方、チェルシーはラダメル・ファルカオの獲得が間近であると英紙『デイリー・エクスプレス』など複数のメディアが報じている。
モウリーニョ監督と同じジョルジュ・メンデス氏を代理人とするファルカオは、レンタルで加入していたマンチェスター・ユナイテッドには完全移籍せず、モナコへと戻ることが発表されていた。
同紙は、1週間ほどで1年間のレンタル移籍での加入が決定すると報じている。チェルシーはFWディディエ・ドログバが退団を発表しており、ストライカーの獲得を目指していた。
また、同紙によればかつてチェルシーの指揮官を務めたこともあるアンドレ・ビラス・ボアス監督率いるゼニトが2500万ポンド(約47億5000万円)でファルカオを狙うともされている。
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