長友佑都【写真:Getty Images】
11日のイラク戦と16日のロシアW杯アジア2次予選に向けて始動した日本代表は3日、海外組のみが練習を行った。午後の練習から岡崎慎司と長友佑都が合流した。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督体制の初陣となった3月の国際親善試合は、リハビリのため辞退していた長友。初合流となったこの日、いきなり驚かされたという。
「すごい細かいデータをいっぱい取ってるんで、すごいですよ。ホントに」と話し、一人ひとりの練習のフィジカルコンディションのデータを見せられたのは初めて」と笑顔で話していた。
“ハリル流”を目の当たりにした長友だが、同時に指揮官の本気度も感じた。
「いろいろと話したりして、やっぱりもう1回、日本を本気で強くしたいっていう気持ちがすごい伝わってきた」
ブラジルW杯の惨敗で、日本はそれまで得てきた自信を砕かれた。ロシア大会に向けてもう一度立ち上がるためにも「一人ひとりの力が必要だから、とにかく経験のある選手がピッチ内外で引っ張ってほしい」と、指揮官から言葉をかけられたという。
気になるコンディションについては「ケガ明けもすごくいいトレーニングができていて、最後の試合でも体は動いてたんで大丈夫です」と、問題ないことを強調した。
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