スアレス(手前)に噛まれるDFキエッリーニ【写真:Getty Images】
ユベントスのDFジョルジョ・キエッリーニが、現地6日に行われるチャンピオンズリーグ決勝バルセロナ戦に向け、因縁のFWルイス・スアレスとの対戦に問題がないことを主張した。
イタリア代表のキエッリーニは、昨年のワールドカップ・ブラジル大会のグループステージ最終戦でウルグアイ代表と対戦し、スアレスに肩を噛まれた。同選手は審判団に一連の行為を訴えたものの、ゲーム内で処罰は下されず、試合は0-1で敗れた。なお、イタリアはそのまま大会敗退となり、ウルグアイはGSを突破した。
英メディア『BBC』でキエッリーニは、W杯以来の再戦となるスアレスについて、「(握手だけではなく)喜んでハグもするよ。問題はまったくない。それは彼にとっても同じだと思う。それよりも彼の選手としての動きや技術について考えなければならない」と、遺恨を抱いていないことを強調した。
また、ユベントスにはスアレスから過去に人種差別的発言を受けたと訴えるDFパトリス・エブラも在籍しており、両者の再戦時にはスアレスが握手を拒んでいる。
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