「普段この人たちはどこにいるのだろうか」
7月、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、シドニーFCといった海外クラブが来日し、Jリーグクラブと親善試合を行った。中でも香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドの来日は、試合が地上波で放送されるなど、多くの注目を集めた。
日産スタジアムで行われた横浜F・マリノスとの一戦の来場者数は、マリノスの主催試合では過去最高となる65,372人。香川の凱旋試合となった長居スタジアムでのセレッソ大阪との一戦は44,856人。
それぞれスタジアムの収容人数は72,300人、47,000人なので、いかにスタジアムの席が熱烈なサッカーファンで埋まり、熱狂的な異空間が作られていたかが伺える。
普段からJリーグのスタジアムに足を運んでいるサポーターは、この65,372人、44,856人という数字に何を思うだろうか。普段のJリーグの試合にもこれだけの人が集まれば、スタジアム観戦がもっと楽しくなるのに、と感じたサポーターも少なくないだろう。
長居スタジアムを訪れたセレッソ大阪サポーターの友人は、満員のスタジアムを見渡しながら、「普段この人たちはどこにいるのだろうか?」と嘆いていた。
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