ジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
チェルシーのFWジエゴ・コスタは、自身が欧州に名を轟かせる起点となった古巣アトレティコ・マドリーへの帰還を希望しているという。スペイン紙『マルカ』が1日に伝えている。スクープしたのは同クラブ番記者のダビド・メディーナ記者だ。
慢性的な怪我によって今季はプレミアリーグで26試合にしか出場できなかったコスタだが、20ゴールを記録。プレミア得点ランキング3位に輝き、国内リーグ優勝にも貢献した。
チームでは同じスペイン語話者のDFフィリペ・ルイスやMFセスク・ファブレガスなど親友がいて、モウリーニョ監督とも関係は良好。しかし同紙によれば、コスタは英語やイングランドの食文化、そして雨の多いロンドンの環境に馴染めていないという。
これらの私生活での不満によってコスタは、給与を減らしてでもアトレティコに戻りたいと、同クラブの幹部に伝えたという。なおシメオネ監督も同選手を説得するため、既にコンタクトもとった模様だ。
ただ、メディーナ記者は復帰が難しいと見ている。チェルシーのモウリーニョ監督ならびにアブラモビッチ会長も、コスタを手放すつもりはない。ポルトガル人指揮官は、まだ26歳のコスタは怪我しない限りは成長し続けると考えており、契約も2018年まである。移籍には高いハードルがある。
【了】