来季の移籍先と交渉中のギュンドアン【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのMFイルカイ・ギュンドアンが、現在移籍先と交渉中だと明かしている。31日のドイツ紙『レヴィア・シュポルト』をはじめとする各紙が伝えた。
今季の公式戦最後となったDFBポカール(ドイツカップ)決勝。ヴォルフスブルクに1-3と敗戦を喫し、タイトル獲得とはならなかった。
退任を表明しているユルゲン・クロップ監督、引退を表明しているMFセバスティアン・ケールだけでなく、ギュンドアンにとってもドルトムントでの最後の試合だったようだ。
2016年までドルトムントと契約を結ぶギュンドアンだが、契約延長を拒否し移籍を希望。契約はあと1年あるため1年残留し、フリーで出ていく可能性もゼロではなかった。
しかし、試合後ギュンドアンは「現在交渉中だ」と、他クラブと交渉していることを明言。それでも「決定はまだしていない。だからこれ以上は何も言えない」と、クラブ名は明かしていない。
同選手にはバイエルン・ミュンヘン、バルセロナの噂があったが、バルセロナは今夏の選手獲得はFIFAからの制裁により禁じられており、バイエルンまたはプレミアリーグのクラブではないかと予想されている。
一部ではマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出しているという報道もあり今後が注目される同選手。
来季のドルトムントにつていて「BVB(ドルトムント)は、もちろん素晴らしいチームであり、素晴らし監督を迎える。どのような陣容になるかはわからないが、今季は成し遂げられなかったことをやってのける大きなポテンシャルをもっている」と、自身がいなくとも再び上位に食い込める力があると考えている。
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