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日本代表 9年前

ついに始まるW杯への道。2次予選初戦は海外組中心に? 原口、長澤…招集メンバーを占う

2018年ロシアW杯に向けたアジア2次予選がいよいよスタートする。6月1日にはそのメンバーが発表されるが、前後のスケジュールやハリルホジッチ監督が欧州視察を終えたことから、海外組が中心となることが予想される。

text by 河治良幸 photo by Getty Images

2次予選初戦はホームでのシンガポール戦

ついに始まるW杯への道。2次予選初戦は海外組中心に? 原口、長澤…招集メンバーを占う
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

 6月1日に親善試合のイラク戦、2次予選のシンガポール戦に向けた日本代表メンバーが発表される。Jリーグ組が合流するのは次の週明けとなるが、海外組は当日にも合宿をスタートさせる予定となっている。

 この間にもヴァイッド・ハリルホジッチ監督と代表スタッフは精力的にスタジアムに足を運び、また多くの試合を映像チェックしている様子で、5月に行われた国内の代表候補合宿のメンバーはもちろん、フレッシュな選手の招集が期待される。

 当初は2次予選の初戦となる6月16日の試合がシンガポールでのアウェイ戦だったが、別の競技大会と重なり代表戦に見合うスタジアムを確保できない事情から、シンガポールの提案をJFAが承諾する形でホームの埼玉スタジアムに変更された。

 そうしたこともあり、親善試合のイラク戦から力の落ちるシンガポールとのホーム戦という流れは実戦を意識しながらも若い選手や代表経験の少ない選手を起用するのにもってこいのレギュレーションではある。

 ただし、ハリルホジッチ監督は6月の合宿で前回より人数を絞り、セットプレーなど戦術的により踏み込んだ指導をしたい意向を語っており、3月の2試合で評価を高めた選手は順当にメンバー入りすると考えられる。

 5月の合宿でアピールできた選手は正式に選ばれる対象となりうるが、7月末から東アジアカップがあり、国内中心になることから、新しいメンバーは海外組が優先されるのではないか。

 前線は国内にも楽しみな未招集のタレントが多く、ここ数試合でゴールを量産している武藤雄樹(浦和)や高速ドリブルの関根貴大(浦和)、清水で高い存在感を示す大前元紀などはもちろん有力候補で、早ければ今回の合宿で選ばれてもおかしくない。

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