ルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
コパ・デル・レイ(国王杯)決勝戦が現地30日に行われ、バルセロナはアスレチック・ビルバオと対戦して3-1で勝利を収め、優勝を果たした。
2冠を達成したルイス・エンリケ監督は試合後、記者会見で3冠の可能性について「すぐそこにある。ビルバオは偉大なバルサに臨んだという不運に出会った」と認めるも「私の幸せはタイトル次第で変わるわけではない。私はシーズンが始まった時からこのチームが好きだ」と、冷静を装った。
落ち着いたリズムでプレーした後半については「リスクを冒すのはナンセンスだった。3-0は我々にとって最高だった。3-1になった時はプレスをかけねばいけなかったけどね」と述べた。
5人抜きで1点目を決めたFWリオネル・メッシについては「我々は既に練習で見慣れているから幸せ者だ。練習ではもっと難しいことをしたりするしね」と、同選手を称えた。
なお交代を求めたMFアンドレス・イニエスタについては「大丈夫だけど違和感が少しあるため、万全な状態ではないから様子を見よう。医者の診断次第だね」と、同選手の容体を明かした。
また、ネイマールの挑発的なドリブルに激怒したビルバオの選手達については「私がビルバオのサポーターだったとしたら彼等と同じように、もしくはもっと酷いリアクションだったかもしれない。でもブラジルではこれは普通だ」と、両者に理解を示した。
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