3年連続禁断の移籍?GKヴァイデンフェラー【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンにボルシア・ドルトムントのGKロマン・ヴァイデンフェラー獲得案が浮上している。28日の大手メディア『ユーロスポーツ(ドイツ版)』が報じている。
2002年からドルトムントに所属するヴァイデンフェラーは2016年までの契約となっている。今季はパフォーマンスも上がらない時期があり、不安定だったがリーグ戦では25試合に出場。正GKとしてドルトムントのゴールを守ってきた。
しかし今季終盤に負傷し、控えGKのミシェル・ランゲラクがゴールマウスに立つと復帰後も先発を外され、最終節にようやく先発復帰を果たしている。
それでも、30日に行われるDFBポカール(ドイツカップ)決勝ではランゲラクが再びゴールマウスに立つことが有力視されており、その状態にヴァイデンフェラーは満足していないと言う。
また、トーマス・トゥヘル次期監督の下では、若いGKの起用が予想されており、さらには補強の噂も出ている。
バイエルンも控えGKだったホセ・マヌエル・レイナがナポリ移籍目前となっており、第2キーパーを探している状態。そこでヴァイデンフェラー獲得案が浮上しているようだ。
しかし、現状では控えの状態に満足していない同選手がドイツ代表でも正GKを務めるマヌエル・ノイアーのいるチームに行くとは考えにくい。
ヴァイデンフェラーには、フィオレンティーナやガラタサライも興味を示しており、今後の動向が注目されるが、移籍金の獲得できる今季で放出される可能性もゼロではない。
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