ハビエル・マスチェラーノ【写真:Getty Images】
バルセロナのMFハビエル・マスチェラーノは、スペインTV『カナル+』のインタビューでバルサの現状について言及した。同インタビューは29日に放映されるが、同局は27日に取材の一部を見せている。
アルゼンチン代表のチームメートでもある同胞のFWリオネル・メッシに関してマスチェラーノは「彼の様な人生は考えられない。3日ごと、毎試合自分が世界一だと証明する責任を負うにはとても特別でなければいけない」と、同選手が日々耐えるプレッシャーについて語った。
ミッドフィルダーとセンターバックの役割を交互にこなすだけではなく、十分にフィット感を示しているマスチェラーノは「外から来る選手は、クラブのフィロソフィーに適応せねばいけない。できなければ去る必要がある」と、クラブの哲学の重要性を強調した。
チームの現状については、クラブ史上2度目の三冠を狙っていることに対して「最も正しかった判断の一つは、それぞれの試合で必要なプレーをしたということだ」と、チームの柔軟性を称えた。
なおチャンピオンズリーグ(CL)優勝候補はバルサと言われているが「相手にプレッシャーをかけるのは簡単なことだ。僕にとってユベントスは、イタリアで一番ビッグなクラブだ。ここ数年は、この時の為に準備してきたからとてつもなくハードな試合になるだろう」と、気を引き締めた。
また30日にアスレティック・ビルバオと対戦するコパ・デル・レイ(国王杯)決勝戦に関しても「昔からコパに強いチームだから難しい試合にしてくるだろう」と付け加えた。
【了】