ナポリのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
全ては木曜日に決着がつくのかもしれない――。
ナポリは26日、クラブのオフィシャルサイトで「アウレリオ・デ・ラウレンティス会長とラファエル・ベニテス監督が(現地時間28日の)木曜日の13時に記者会見を開く」と発表した。
これを受け、英紙『デイリー・メール』などの複数メディが空席となったレアル・マドリーの指揮官にベニテス監督が就任する可能性を報じている。
マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は25日、チャンピオンズリーグ(CL)優勝をもたらしたカルロ・アンチェロッティ監督の解任を発表。
また同会長は「新監督はスペイン語が話せた方がいい」と話し、FIFA公認代理人のエルネスト・ブロンゼッティ氏も「ベニテスは99%の確率でマドリーの監督になる」とコメントしたことから、スペイン人のベニテス監督がマドリーの監督に就任が濃厚といわれていた。
ベニテス監督は12/13シーズンからナポリを指揮し、13/14にはコッパ・イタリアを制覇。バレンシアで2度のリーガ優勝、リバプールでCL優勝、チェルシーではヨーロッパリーグ優勝を果たすなど、数多くのメジャータイトルを獲得している。
マドリッドで生まれた同監督はマドリーの下部組織に入団。度重なるけがで26歳の若さで現役を引退するも、93/94シーズンにはレアル・マドリー・カスティージャの監督やトップチームのアシスタントコーチを務めた経歴を持つ。
果たして木曜日にベニテス監督からどんな発表があるのだろうか。
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