アーセナルのセオ・ウォルコットとアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、セオ・ウォルコットをクラブにとどめられると自信を持っているようだ。24日のウェスト・ブロムウィッチ戦でハットトリックを記録し、4-1の勝利に貢献したウォルコットだが、まだアーセナルと新たな長期契約を結んでいない。同選手とアーセナルの契約は来季までとなっている。
プレミアリーグを3位で終え、来季のチャンピオンズリーグへのストレートインを決めたヴェンゲル監督は、「ハットトリックがあろうがなかろうが、我々は彼が残ることを望んでいる。交渉中だ。代理人と話し始めている。そしてそれは、彼がハットトリックを決める前のことだ」と語った。
ウォルコットはひざの重傷により長期離脱を余儀なくされていたが、「セオは優れたスコアラーだ。だが、1年離脱していた。サッカーで1年はとても、とても長い。ベストに戻り、シャープさと自信を取り戻すには時間を要する」と、復帰に時間がかかったことに理解を示している。
ヴェンゲル監督は続けて次のように述べ、ウォルコットを評価している。
「私は常に彼がセンターでプレーできると言ってきた。彼には優れた動きとフィニッシュがあるからだ。今日の彼はそれをうまくやった。私はこれから彼がけかしないことを願う。彼はけがに関していくつか問題を抱えた。それは決して良くないことだ。ポテンシャルを完全に発揮するためには、コンスタントにプレーする必要がある」
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。