バルサの“MSN”【写真:Getty Images】
今季スペイン・リーガエスパニョーラ38試合で驚異の81ゴール39アシストを記録したバルセロナのFWリオネル・メッシ、ネイマール、ルイス・スアレスは、欧州各リーグ最多得点トリオに輝いた。バルサが25日、公式サイトを通じて伝えている。
唯一この数字に近づくのは、合計76ゴール35アシストを決めたレアル・マドリーの最前線C・ロナウド、ベンゼマとベイルのみである。テべス、モラタ、ジョレンテが揃っているチャンピオンズリーグ(CL)決勝の対戦相手ユベントスは45ゴール13アシストと、スペイン2強のフォワード陣の数字には程遠い結果となっている。
なおパリ・サンジェルマン(PSG)に所属しているFWイブラヒモビッチ、カバーニとラベッシは45ゴール9アシストを記録し、バイエルンのロッベン、ミュラー、レヴァンドフスキは47得点22アシストを決めている。
個人面でメッシは、C・ロナウドに得点王を奪われるも43ゴール18アシストでリーグ優勝に貢献し、1試合平均1.13点。バルサでプレーし始めてから3つ目の最高記録である。
ネイマールは昨季より13点多く決めて合計22回ネットを揺らし、7アシストを記録している。また今季加入したL・スアレスは、ブラジルW杯での噛みつきを理由にFIFAからリーガ第9節まで出場停止処分を下されていたにも拘らず、16ゴール14アシストと活躍した。
昨季、メッシとネイマールは現アーセナルのFWアレクシス・サンチェスと共に無冠となり、対して宿敵マドリーはチャンピオンズリーグ(CL)とコパ・デル・レイ(国王杯)優勝を果たし、BBCトリオが世界最高のフォワード陣と呼ばれていたが、立場は逆転したようだ。
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