ユベントスは25日、イタリア代表のDFアンドレア・バルザーリが負傷により戦線を離れることをクラブの公式ウェブサイトで発表した。

　23日に行われたセリエA第37節のナポリ戦で右太ももを痛めたバルザーリは、同日にMRI検査を受けたところ、大腿直筋を損傷していることが明らかになった。完治には1週間から3週間ほどが見込まれているが、クラブはすでに治療を開始しており、今後も継続的に検査を行っていく方針を示している。

　バルザーリは今季、右足かかと及びアキレス腱の手術によって開幕から離脱。3月9日のサッスオーロ戦からようやく復帰したものの、4月にはふくらはぎの負傷で数試合を欠場していた。今シーズンの公式戦出場は16試合にとどまっている。

　なお、ユヴェントスは、6月6日にバルセロナとのチャンピオンズリーグ決勝を控えている。バルザーリは19年ぶりの欧州王者とクラブ史上初の3冠がかかった大一番に間に合わせることができるだろうか。　

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