カーヴァー監督(左)と残留を喜ぶMFグティエレス【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ最終節が現地24日に各地で行われ、ニューカッスルはウェストハムを2-0で下し、今季ホーム最終戦で歓喜の残留を果たした。
シーズン途中の監督交代で不振にあえいだニューカッスルは、後半戦の8連敗もあって降格圏に沈む18位ハル・シティと2ポイント差まで縮まっていた。そんな状況で迎えた今季のラストゲームだったが、MFムサ・シッソコと精巣がんから復活したMFホナス・グティエレスが値千金のゴールを挙げ、自力でトップリーグ残留を決めた。
英メディア『スカイ』で試合後のインタビューに答えたグティエレスは「サポーターの愛が私にとてつもない力を与えてくれた。ニューカッスルは私にとってファンタスティックな場所だよ。正直に言えば、残留争いをするようなチーム状況ではなかった。ニューカッスルは、もっと上を目指すべきチームだ。このクラブはトップ10を狙う必要があり、下位にいるべきチームではない」とコメント。
また、重要な一戦での復帰後初得点については「2、3カ月前までは再びプレーできるかどうか分からない状態だった。けれど、私はここにいる。戻ってきたんだ。フットボールを楽しんでいるよ。これは人生で2度目のチャンスだね。こんな日にスタジアムにいられるなんて最高だ」と、喜びをかみしめた。
尚、ニューカッスルが残留を果たしたことで、ハルの3シーズンぶりの2部降格が確定している。
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