ウナイ・エメリ監督【写真:Getty Images】
セビージャのウナイ・エメリ監督は、来季からミランを率いるために契約を交わしていると、イタリア『メディアセット』のマウリツィオ・ピストッチ記者が24日、自身のツイッターを通じて伝えている。
「半年も先にセードルフ氏のミラン就任とマンチーニ氏のインテル就任を教えてくれたソースによれば、ウナイ・エメリ監督はミランと契約を既に交わしている」
ミランの本命は、解任がほぼ確定しているレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督だが、イタリア人指揮官は23日に「ここ(マドリー)に残るか1年休む」と伝えているため、可能性は限りなく薄いと思われる。
5位でシーズンを終了したセビージャは、勝ち点1の差でチャンピオンズリーグ(CL)出場圏獲得を逃した。しかし、27日に臨むヨーロッパリーグ(EL)決勝戦を制した場合、CL出場を果たすことができる。
セビージャが来季CL出場となれば、EL出場さえ不可能なミランを指揮することは困難に思えるが、ベルルスコーニ会長が提示するオファー次第で決断も揺らぐかもしれない。
最終的にエメリ監督が就任した場合、スペイン人指揮官はセビージャで4-2-3-1を起用してきたため、トップ下として本領を発揮するFW本田圭佑にとっては朗報と言える。
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