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全得点に絡み恩師のホーム最終戦に花を添えた香川。チーム最高点も

text by 編集部 photo by Getty Images

全得点に絡み恩師のホーム最終戦に花を添えた香川。チーム最高点も

独各紙から高評価のMF香川真司【写真:Getty Images】

【ドルトムント 3-2 ブレーメン ブンデスリーガ 最終節】

 ドイツ・ブンデスリーガ最終節が現地時間23日に行われ、MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントはホームでブレーメンと対戦して3-2で勝利した。

 前主将のセバスティアン・ケール、そしてユルゲン・クロップ監督の最後のホームゲームとなった同試合。香川の全得点に絡む活躍で勝利し、リーグ最終戦を有終の美で飾っている。

 ドイツ各紙では、チーム最高点また2番目となる高評価を付け、この日の香川の活躍を称賛した。

 大衆紙『ビルド』は「2.0」、地元紙『レヴィア・シュポルト』では「2-」とチーム2位タイとなる評価を与え、地元紙『ルール・ナッハリヒテン』は「2.0」、『デア・ヴェステン』では「1.5」とチーム最高タイ評価を与えた。

 『レヴィア・シュポルト』は、「ドルトムントファンは、この香川をシーズンを通して見たかった。(イルカイ・)ギュンドアンからのパスを受けた後、PA内で彼は冷静であり、1-0となる得点を決めた。そのわずか2分後、(ピエール=エメリク・)オーバメヤンとのワンツーによって2-0となる得点をアシストしている。同様に3-1となった場面も彼のパスから(ヘンリク・)ムヒタリヤンが決めている」と、評している。

 チーム最高点を与えた『デア・ヴェステン』は、「ドルトムントの2-0とリードを奪う2回のチャンスで決定的な仕事をした。1-0の場面では冷静で、シュートのための正しい瞬間を待っていた。そして、2-0の直前ではオーバメヤンと、質の高いワンツーを見せている。また、3点目となるパスをムヒタリアンへ送っている。この日は、81分の(ミロシュ・)ヨイッチと交代時に盛大な拍手を送られるほどのモンスタークラスの活躍」と、絶賛している。

 同様に最高点を与えた『ルール・ナッハリヒテン』も「得点の前は冷静で思慮深く簡単なものに見えた。このゴールが、最近はフォームを見失っていた繊細な日本人の重圧を解放したようで明らかによくなった。オーバメヤン、ムヒタリアンのゴールもアシストした」と称賛した。

 ※ドイツ紙は「1」が最高、「6」が最低点。

【了】

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