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ブンデスリーガ閉幕。日本人所属チームは全て残留決定!

text by 編集部 photo by Getty Images

ブンデスリーガ閉幕。日本人所属チームは全て残留決定!
自身のゴールでハノーファーを残留に導いた清武弘嗣【写真:Getty Images】

 現地23日にドイツ・ブンデスリーガ最終節の全9試合が行われ、注目された残留争いも決着した。

 前節終了時点で6チームに降格の可能性があり、最終節ではパーダーボルン対シュツットガルト、ハノーファー対フライブルクが残留争い直接対決となっていた。

 酒井高徳が所属するシュツットガルトは、アウェイでパーダーボルンと対戦し、1-2で勝利を収め、無事に残留を決めた。4分にマルク・ヴチノビッチのゴールでパーダーボルンに先制を許したシュツットガルトだが、36分にダニエル・ディダフィ、72分にダニエル・ギンチェクがゴールを奪って逆転勝利を収めている。

 ハノーファーは3分に清武弘嗣のダイビングヘッドで先制し、終盤の84分にオウンゴールで追加点をゲット。90分にニルス・ペーターゼンのゴールで1点差に迫られたが、なんとか逃げ切って残留を確定させた。

 ゴールを挙げた清武は先発で82分までプレーし、マリウス・スタンケビチウスとの交代でピッチを退いている。酒井宏樹は欠場した。

 細貝萌と原口元気が所属するヘルタ・ベルリンはアウェイでホッフェンハイムに2-1で敗れたものの下位クラブの敗戦で15位でシーズンを終え、残留が決定した。原口は先発して85分までプレーし、細貝は78分から途中出場している。

 創設以来初の2部降格の可能性があったハンブルガーSVは、ホームでシャルケに2-0で勝利してなんとか踏みとどまった。最終順位は16位で、2部3位との入れ替え戦に回ることが決まっている。元セレッソ大阪のゴイコ・カチャルは4試合連続得点こそならなかったものの、先発フル出場で勝利に貢献した。シャルケの内田篤人は負傷のため欠場している。

 最終節では他に香川真司がユルゲン・クロップ監督とのホーム最後の試合で1ゴール2アシストの大活躍を披露し、ケルンの大迫勇也も開始直後の先制弾で2位ヴォルフスブルク相手の引き分けに貢献している。

 なお、最終節に勝利して7位を確定させたドルトムントは、自らがカップ戦決勝に進出しているため、ヨーロッパリーグ出場権を獲得した。

 ブンデスリーガ最終節の試合結果は以下の通り。

ホッフェンハイム 2-1 ヘルタ・ベルリン
ハンブルガーSV 2-0 シャルケ
パーダーボルン 1-2 シュツットガルト
ケルン 2-2 ヴォルフスブルク
ドルトムント 3-2 ブレーメン
ボルシアMG 1-3 アウクスブルク
ハノーファー 2-1 フライブルク
フランクフルト 2-1 レバークーゼン
バイエルン 2-0 マインツ

 ブンデスリーガ1部の最終順位は以下の通り(カッコ内は勝ち点)。

1 バイエルン・ミュンヘン(79)
2 ヴォルフスブルク(69)
3 ボルシアMG(66)
4 レバークーゼン(61)
5 アウクスブルク(49)
6 シャルケ(48)
7 ドルトムント(46)
8 ホッフェンハイム(44)
9 フランクフルト(43)
10 ブレーメン(43)
11 マインツ(40)
12 ケルン(40)
13 ハノーファー(37)
14 シュツットガルト(36)
15 ヘルタ・ベルリン(35)
16 ハンブルガーSV(35)
17 フライブルク(34)
18 パーダーボルン(31)

【了】

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