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【インタビュー】大儀見優季が語る勝者のメンタリティ「今のチームは勝つために何をすべきか全員が理解していない」

今季よりイングランドでプレーする大儀見優季。本人は初めての地で何を感じているのか? 本人にインタビューした。

text by 内藤秀明 photo by editorial staff

「寄せが早い。そのへんはドイツと違う」

 9月5日、チェルシー・レディース対ブリストル・アカデミーの試合の取材に赴いた。残念ながら日本代表FW大儀見優季は怪我の影響もありベンチ外だったが、試合後のインタビューを快諾してもらえた。

 私は正直なところ数多くの女子の取材したことがあるわけではなく、ほとんどが男子サッカーの取材だ。なので、今回は女子サッカーを牽引するなでしこの大儀見選手というよりかは、イングランドでプレーするチェルシーの大儀見選手に、イングランドのサッカーを中心にいくつかの疑問をぶつけていった。

――海外2ヶ国目ですが、適応には問題ないですか?

「日本からドイツに渡った時に比べると、イングランドへの適応スピードは早かったと思います。それは経験があったからすぐに適応する必要があるのをわかっているというのもありました。英語は出来るので、コミュニケーションも問題ないので」

――ドイツと比べてイングランドのサッカーはどう感じますか?

「プレッシャーは厳しいです。やっぱり寄せが早い。そのへんはドイツと違う感じがします。技術的な部分もこっち(イングランド)のほうが高いです」

――イングランドとドイツだとやりやすさは?

「(ドイツの頃は)ドイツに入ってから、段々やりやすくなりました。イングランドでもこっちのサッカーに慣れればやりやすくなっていくと思う」

――寄せの早さと先ほどおっしゃいましたが、英国人のように日本人もなれると思いますか?

「意識すれば絶対に改善出来る部分だと思います」

――寄せは早いのもそうですが、上手さは?

「上手いです。すごく嫌なタイミングで、寄せてくる。あとそれが自然とそういう文化があるのかなっていう風に感じます」

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