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サンダーランド残留決定!涙のアドフォカート監督「信じられない気持ち」

text by 編集部 photo by Getty Images

サンダーランド残留決定!涙のアドフォカート監督「信じられない気持ち」
選手と抱擁をかわすアドフォカート監督(左)【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグ第33節の延期分が20日に行われ、サンダーランドはアウェイでアーセナルと0-0で引き分けた。この結果、サンダーランドは最終節を残して1部残留が決定している。

 残り2試合で1ポイントを獲得すれば残留が決まるサンダーランドは、アーセナルから28本のシュートを浴びるも、最後まで守備の集中力を保ち、相手にゴールを許さなかった。勝ち点を38に伸ばした同クラブは、降格圏の18位ハル・シティとの差を4ポイントに広げ、3季連続で残留争いを制した。

 英メディア『スカイ』で、試合後に涙を浮かべたディック・アドフォカート監督は「残留はクラブにとって非常に重要なことだ。ここ6試合を見れば、チームは練習でも試合でも信じられない働きをした。

 最終節ではニューカッスルとハルは勝利が絶対条件なため、我々にチャンスが残されていることは分かっていた。しかし、自分たちの力でこれを成し遂げたことが信じられない感情を与えてくれた。我々がとても幸せな理由は自力で残留を勝ち取れたことだ」と、残り9試合の段階から率いたチームの底力を称えた。

 また、来季以降の自身の去就については「分からない。今は残留を決めたことが何より重要だ。来週には決断するよ」と、明言を避けた。

 過去にオランダ代表や韓国代表で指揮を執った経験に加え、ゼニトでUEFAカップ制覇を達成している67歳のアドフォカート監督は、イングランドでの監督デビューイヤーで最高の勲章を手にした。

【了】

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