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ピオーリ、伊杯V逸もCL争いに焦点「ダービーは未来を決める一戦」

text by 編集部 photo by Getty Images

ピオーリ、伊杯V逸もCL争いに焦点「ダービーは未来を決める一戦」
ラツィオを率いるピオーリ監督【写真:Getty Images】

 ラツィオは20日、ローマ・オリンピコで行われたコッパ・イタリア決勝でユベントスと対戦し、延長戦の末に1-2と敗れた。

 前半4分にDFシュテファン・ラドゥのゴールで先制したラツィオは、11分に同点とされ、90分で決着をつけることができなかった。延長戦に入ると、FWフィリプ・ジョルジェビッチのシュートが2度ポストに嫌われるなど運にも見放され、反対に逆転弾を許し、惜しくも2季ぶりのタイトル奪還とはならなかった。

 伊メディア『ライ・スポルト』でラツィオを率いるステーファノ・ピオーリ監督は「両チームが勝利のために全力を尽くした。互角の試合だったと思う。優勝するには少し運が必要だったが、我々にはそれが足りなかっようだ。ラツィオが勝利してもおかしくない内容だった。選手を称えたい」とコメント。

 延長前半のジョルジェビッチのシュート場面について聞かれると「決まったと思ったよ。だが、フットボールは偶然の出来事で試合が決まることもある。相手は得点機で確実にゴールを挙げた。我々も勝利を目指して戦った。敗北は傷つくね」と悔しさを露わにした。

 チャンピオンズリーグ出場権を懸けたセリエA第37節のローマダービーについては「我々はすぐに立ち直り、今日のようなパフォーマンスを再び発揮しなければならない。コッパ・イタリアの旅は終わったが、リーグ戦は続いている。月曜(25日)は我々の未来が決まる一戦だ。今年のチームが見せてきたことを考えれば、ラツィオはCLに出場しなければならない」と意気込みを語った。

【了】

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