ユベントスを率いるアッレグリ監督【写真:Getty Images】
20日、コッパ・イタリア決勝がローマ・オリンピコで行われ、ユベントスがラツィオを延長の末に2-1で下し、1994-95シーズン以来20年ぶり10度目の優勝を果たした。
開始4分で先制されたユベントスは、11分にDFジョルジョ・キエッリーニの豪快なボレーで追いつくと、延長前半に途中出場のFWアレッサンドロ・マトリが決勝ゴールを挙げ、20年ぶりにスクデットとコッパの2冠を達成した。
伊メディア『ライ・スポルト』で、ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は「ラツィオは素晴らしい試合をした。決勝にふさわしいゲーム内容だったよ。リーグ戦のようにはいかないことは分かっていた。ラツィオの(フィリプ・ジョルジェビッチの)シュートが2度もポストに嫌われたことはアンラッキーだったと思う。フットボールに偶然は付き物だ。彼らは前半非常に攻撃的だったが、後半は我々が盛り返した」とコメント。
続けて「スクデットとコッパ・イタリアを制するのは簡単なことではない。我々はこれから3つ目のタイトル獲得に挑む。1シーズンで3大会を戦い抜くことは大変なんだ。3冠という夢を現実にするため全力を尽くすよ」と喜びを語った。
ユベントスは、6月6日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えているため、クラブ史上初のトレブルの可能性を残している。
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