移籍報道から一転して残留の可能性が報じられたフンメルス【写真:Getty Images】
今夏移籍が噂されているボルシア・ドルトムントのDFマッツ・フンメルスが残留を決めたようだ。現地時間20日のドイツ紙『ビルド(電子版)』が報じている。
以前からフンメルスにはマンチェスター・ユナイテッドが強い関心を示しており、4500万ユーロ(約63億円)ともいえる巨額の移籍金を払う準備があると報道されていた。
さらに2017年までドルトムントとの契約のある同選手だが、イングランドでのプレーに憧れており、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を逃した今季、ほぼ移籍は間違いないと見られていた。
また、毎年のように主力を引き抜かれるドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOも「今季は2人になる」と明かしており、1人はMFイルカイ・ギュンドアン、もう1人はフンメルスではないかと各メディアが予想。
しかし、同紙によればフンメルスはユナイテッドのオファーを断り、ドルトムントに残留するつもりだという。
ユルゲン・クロップ監督の退任、前主将のMFセバスティアン・ケールの引退、ギュンドアンの移籍と出ていく選手の話題が多かったドルトムント。
FWマルコ・ロイスに続き、現主将の残留は、来季へ向けて明るい材料となる。
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