武藤嘉紀移籍の可能性について語ったマッシモ・フィッカデンティ監督【写真:Getty Images】
FC東京のマッシモ・フィッカデンティ監督は20日、日本代表FW武藤嘉紀の移籍可能性と同クラブの補強戦略について語った。
イングランドのチェルシーだけでなく、ドイツのマインツからも関心が噂されている武藤。フィッカデンティ監督は「私の知る限り未だ公式ではないが、可能性は十分にある」と移籍が近づいていることを明かした。
「FC東京にとって武藤は非常に大切な存在だ。彼がいなくなるのであれば、代わりに1人か2人選手を獲得するだろう。彼と同じようなスピードとテクニックのあるセカンドストライカーをね」
指揮官は武藤を「日本では希少な存在」と評価している。同選手の放出をクラブにとって大きな損害であることを強調し、また代役確保の難しさから「外国人選手を獲得する可能性が高い」と話した。
「武藤のようなレベルの選手は日本では珍しい。国内で代役を見つけるのは難しいだろう。彼らも売りたいとは思っていないだろうからね。しかし、前も言ったとおり、まだ何も決まっていないよ」
日本人史上最高移籍金での移籍が予想される武藤。果たして来季はどのクラブでプレーすることになるのだろうか。
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