2ゴールを挙げた武藤嘉紀【写真:Getty Images】
【FC東京 2-1 ヴァンフォーレ甲府 ヤマザキナビスコカップ 第5節】
ヤマザキナビスコカップが20日行なわれ、FC東京はホームでヴァンフォーレ甲府と対戦し2-1で勝利を収めた。
この試合で2ゴールを決めたFC東京のFW武藤嘉紀は「結果が1番のポジティブな要素」と勝利を喜んだ。FC東京は明治安田生命J1リーグで鹿島アントラーズと浦和レッズ相手に2連敗を喫していた。武藤は「絶対に勝ちたかった」とこの試合への想いを語った。
「2連敗していて今日引き分けるか勝てるかは大きな違いだった。前回の結果に落ち込まずにチームで前を向いて切り替えられたことが勝利につながったと思います」
先制点は見事なボレー、決勝点はFKからの折り返しをニアに飛び込んで詰めてゴールを奪った武藤。「僕自身2試合続けてゴールがなく、絶対に取ろうと思っていました」と語る。また、甲府の引いた守りに苦労しながらも得点を挙げたことに関しては、「一瞬の判断で点を取れたのはフォワードらしくなってきた」と自信をみせた。週末の名古屋戦については次のように語っている。
「2連敗している中で一戦も落とせない。何が何でも勝たないといけないと思っています。リーグ優勝のために勝点1も落とせないですね」
また、同日行なわれたAFCアジアチャンピオンズリーグではガンバ大阪がFW宇佐美貴史の2ゴールでFCソウルに勝利した。同世代の宇佐美の活躍については「同じポジションですし、切磋琢磨してよい刺激になっています」と語った。今後も2人の活躍に注目が集まりそうだ。
【得点者】
41分 1-0 武藤(FC東京)
85分 1-1 松本(甲府)
94分 2-1 武藤(FC東京)
【了】