アル・サッド移籍が近づくシャビ【写真:Getty Images】
バルセロナのMFシャビのカタール行きが近づいている。20日、イギリス『ロイター』が同選手の代理人であるイヴァン・コレチャ氏が移籍を認めたことを報じている。
同氏によれば、シャビのバルセロナ退団とアル・サッド移籍は21日に発表されるとのこと。18日にイタリア版『ユーロ・スポーツ』ら複数のメディアの報道された通りとなった。また、既にシャビの父であるホアキン・エルナンデス氏も移籍を認めており、19日に「お別れを言うときがきた」とのコメントが報じられていた。
シャビは1991年にバルセロナに入団。同クラブの下部組織で育ち98年にトップチームデビューを果たした。スペイン代表では133試合に出場し、フィールドプレイヤーとしては最多記録を更新。2008年EURO、2010年ワールドカップ、2012年EUROを制覇し、スペイン黄金時代の中心選手として活躍した。
バルセロナは今季のリーガ優勝が決定済み。6月6日ユベントスとのチャンピオンズリーグ決勝、その翌週にコパ・デル・レイ決勝を控えている。同クラブだけでなくスペインサッカー界のレジェンドとなったシャビ。3冠という最高の形でバルセロナでのプレーを締めくくることはできるのだろうか。
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