マンU移籍の可能性が浮上したGKペトル・チェフ【写真:Getty Images】
チェルシーのGKペトル・チェフの今夏移籍はどうやら避けられそうにないようだ。ジョゼ・モウリーニョ監督が『トークスポーツ』のインタビューで明かしている。
昨季まで正GKとしてチェルシーのゴールマウスを守り続けてきたチェフだが、今季はティボー・クルトワにポジションを奪われ、リーグ戦の出場はここまでわずか6試合。それでもモウリーニョ監督は、高く評価しており同選手の残留を望んでいた。
しかし、出場機会を求めるチェフは今季限りの退団を示唆。同選手にはアーセナル、リバプール、パリ・サンジェルマン(PSG)、レアル・マドリーなど多くのクラブが興味を示していると報じられていた。
チェルシー側はすでに、チェフが他クラブと移籍交渉をすることを認めており、残留を望んでいたモウリーニョ監督も同番組で「私は彼を手放したくはない。しかし、この問題はすでに私の手を離れている」と、クラブそして本人の意思に任せる考えを明かした。
また、同選手の代理人は『デイリースポーツ』で「アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、PSGから話はある。ペトルはこれらのうちどれかに移籍したいと考えている」と話しており、チェフの移籍の意思を明かしている。
さらに19日の英紙『テレグラフ』では、マドリー移籍の可能性があるGKダビド・デ・ヘアの穴を埋める存在として、ユナイテッド移籍の可能性が急浮上していると報じられた。
長年チェルシーのゴールマウスを守り続け、数々のタイトルを手にしてきた同選手だが、今度はライバルのGKとなるのだろうか。
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