アーセナルを率いるヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、現地20日に行われるプレミアリーグ第33節の延期分、サンダーランド戦に向けての記者会見に臨んだ。
アーセナルは先週末、マンチェスター・ユナイテッドとのアウェイ戦に臨み、1-1の引き分けに終わった。その結果、1試合未消化のアーセナルはユナイテッドとの勝ち点2差を維持したまま、水曜にホームでサンダーランドと戦うことになった。この試合で勝利を収めれば、チャンピオンズリーグにストレートインで出場できる3位以上を確定させることができる。
英紙『デイリー・ミラー』で、ヴェンゲル監督は「サンダーランドは1ポイントを狙いにくる。勝ち点37の彼らは降格圏のハルと3ポイント差だ。安全圏で最終節を迎えるため、守備的に組織してくるだろう。攻撃は全てカウンターで、得点方法を絞って攻めてくるはず」と目標が明確な下位チームを警戒。
続けて、「ここ数年の彼らは毎年のように残留争いをしている。最初は(パオロ・)ディ・カーニオ、次は(グスタボ・)ポジェ、最後は(ディック・)アドフォカートだ。彼は経験豊富な監督で、チームに自信を植え付けることができる。サンダーランドは生き残れると思う」とコメントした。
また、30代選手の獲得に消極的と言われつつも、移籍が噂されるマンチェスター・シティのMFジェームズ・ミルナーについては「29歳は年をとっているとは言えない。我々は強力なメンバーを揃えているし、今のところ彼を獲得する考えは全くない。シーズンが終わってから決断するよ」と話すにとどまった。
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