フェネルバフチェとの交渉が報じられたドルトムントのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
今季でドルトムントを退団するユルゲン・クロップ監督が、フェネルバフチェと交渉していると報じられた。クロップ監督は先月、今季限りでの退任を発表し、30日のDFBポカール(ドイツ杯)がドルトムントでのラストゲームとなる。
プレミアリーグのマンチェスター・シティ、リバプール、アーセナル、ウェストハムをはじめ、クロップ監督には欧州の数多くのクラブが関心を寄せていると噂されている。
トルコメディア『Sabah』は、クロップ監督がプライベートジェットでトルコに向かい、フェネルバフチェと交渉していると報じた。同監督がイスタンブールの空港のターミナルにいるところの写真があるという。
フェネルバフチェのアジズ・ユルドゥルム会長がクロップ監督と話し、練習施設を案内したとみられている。
フェネルバフチェはライバルの首位ガラタサライに勝ち点3差の2位と、いまだトルコリーグでタイトルを争っている。トルコカップでも準決勝に駒を進めており、八百長問題でUEFAから科された2年の処分を消化し、来季は欧州カップ戦に出場する可能性がある。
クロップ監督はドルトムントでの6年間で、ブンデスリーガを2回制し、チャンピオンズリーグでも決勝戦へと導いている。
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。