【マンU 1-1 アーセナル プレミアリーグ 第37節】
イングランド・プレミアリーグ第37節が現地時間17日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドはホームでアーセナルと対戦した。
前日の試合で5位リバプールが敗れたため、来季1年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場が決まったユナイテッド。本戦出場の可能性はマンチェスター・シティが勝利したことにより非常に厳しい状況。
今節の相手である3位アーセナルは、1試合消化試合が少ないため同試合に勝利すれば3位以内が確定する。
それでも、ユナイテッドは今季ホーム最終戦であり、少しでも望みをつなぐためにまずは勝利したいところ。
試合はユナイテッドが序盤からチャンスをつかむ。しかし、得点は奪えないまま試合は進み、徐々にこう着状態に。
どちらもなかなか決定的チャンスを作れない中迎えた30分。ユナイテッドは左サイドでヤングが1対1を仕掛けクロス。ファーサイドにいたフリーのエレーラがダイレクトで合わせて先制に成功した。
先制したユナイテッドは、その後攻勢にでるものの、追加点は奪えない。
前半は、1-0のままユナイテッドのリードで折り返した。
後半もユナイテッドが積極的に仕掛ける。ユナイテッドが攻勢で試合は進むも追加点は生まれない。61分にはファルカオに代えて、ファン・ペルシを投入する。
ここまでチャンスがなかったアーセナルだったが、63分にジル―が決定機を迎える。しかしこれはGKデ・ヘアが好セーブ。同点とはならなかった。
さらに70分にもラムジーがGKまで交わすが、ロホがクリア。ユナイテッドは得点を許さない。
勢いの出てきたアーセナルは73分ウィルシャー、ウォルコットを投入し勝負に出る。
ここでユナイテッドにはアクシデントが発生。リーグ戦全試合フル出場を果たしていたGKデ・ヘアが負傷交代。V・バルデスが思わぬ形でプレミアデビューを果たすことになった。
そして迎えた82分、交代で入ったウォルコットのシュートがディフェンスに当たりゴール。ついに同点に追いつくことに成功する。
このままスコアは動かずに試合は終了。
ユナイテッドはホーム最終戦を勝利で飾りたかったが、痛い引き分けで終わり、CL本戦出場がほぼ絶望的な状況となっている。
【得点者】
30分 1-0 エレーラ(マンU)
82分 1-1 OG(アーセナル)
【了】