今季無冠の可能性が高まっているレアル・マドリー【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのサポーターは、無冠でシーズンを終えることになろうとも62%がカルロ・アンチェロッティ監督の続行を希望しているようだ。スペイン紙『アス』がアンケート調査の結果を発表している。
昨季は念願のデシマ(CL10杯目)を制覇したアンチェロッティ監督。契約は2016年まで交わしていたにもかかわらず、今季の結果が無冠となると来季の去就は定かではない。
5日付のスペイン紙『マルカ』によれば、ペレス会長はイタリア人指揮官に安心するように伝え、2016年まで交わしている契約は全うしてもらう意向であることを伝えたという。
クラブは年明けの低迷からチームの方向性を正せた同監督の仕事を評価していたが、これはバレンシアとユーベと続けて引き分けてリーガとチャンピオンズリーグ(CL)制覇の可能性をなくす前の話だ。現在クラブがアンチェロッティ監督をどうするかは不透明な状況である。
また、アンチェロッティ監督の続行を希望していない現地のサポーターは、ローテーションの皆無や選手達に対しての甘さ、ビッグマッチでの弱さ、またはGKイケル・カシージャスの起用やDFセルヒオ・ラモスの中盤での起用などを批判している。
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