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シャルケSDがボアテングらの処分を釈明「信頼関係がなくなった」

text by 編集部 photo by Getty Images

シャルケSDがボアテングらの処分を釈明「信頼関係がなくなった」

活動停止と契約解除となるMFケヴィン=プリンス・ボアテング【写真:Getty Images】

 シャルケのホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)とロベルト・ディ・マッテオ監督は、現地時間11日に処分を下した3選手について釈明をしている。

 シャルケは土曜日に行われるパーダーボルン戦を前に記者会見を行い、ヘルトSDとディマッテオ監督が出席。MFケヴィン=プリンス・ボアテング、シドニー・サム、マルコ・ヘーガーへの処分に対して説明した。

 ボアテングとサムは、シーズン終了までの活動停止および来季以降の契約を解除、ヘーガーは今週末の試合まで1週間の活動禁止を言い渡している。

 ヘルトSDは「我々の間には、もはや信頼関係がなくなってしまったと感じている。そして、両選手がパーダーボルン戦とハンブルガーSV戦でチームを助けてくれるという確信が持てない」と明かした。

 しかし、内容については「私とそれぞれの選手との間に止まるものだ」とし、公にはしないものの、決定が覆ることはないことを強調している。

 ディ・マッテオ監督は「確かに厳しい措置ではある。しかし重要なのは個人個人がパーダーボルン戦に集中して準備をすること」と、話すに留めた。

 前々節シュトゥットガルトに勝利したものの、続くケルンに完敗を喫しヨーロッパリーグ(EL)出場さえ危うい状況に立たされているシャルケ。さらに今回の処分も加わりチーム状態はあまり良いとは言えない。

 迷走し始めているクラブにサポーターの声援ボイコットの噂も生じており、同監督は「ファンには怒りを示す権利がある。彼らの信頼を取り戻せるかは我々自身に懸かっている」と理解を示し、「自分たちが結果を出さなければならない」と気を引き締めた。

【了】

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