延期が懸念されていたバルセロナの優勝決定戦は予定通り開催へ【写真:Getty Images】
スペイン全国管区裁判所は14日、スペインサッカー選手会(AFE)とスペインサッカー連盟(RFEF)が手を組んで実行する予定だった無期限ストライキを中止したと、同国の複数メディアが伝えている。
リーガ・エスパニョーラのテレビ放映権一括販売の政令への不満をきっかけにストを提案したAFEに対して、スペインプロリーグ機構(LFP)はその違法性をスペイン全国管区裁判所に訴えていた。
裁判所の了承を得たLFPは、ストライキ中止の条件として500万ユーロ(約7億円)に及ぶ補償金を支払った。
なおAFEとRFEFは、裁判所の判決を素直に受け入れたため、16日と23日に予定されていたリーガ37節と最終節は行われることになる。これによって、バルセロナは次節のアトレティコ・マドリー戦にも決定するリーガ優勝が遅れずに済むことになる。
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