カルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は12日、ユベントスと対戦するチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグの前日記者会見で同試合について言及した。
「チームは集中しているし、決勝戦に出る気満々だ。このトーナメントの歴史に名を刻めるチャンスだから大事な瞬間だ」
1-2を逆転せねばならないマドリーだが、アンチェロッティ監督は「インテンシティー、そしてできるだけ集中してプレーするように求める。この手の試合でミスは許されないからね」と、チームの気を引き締めた。
ユベントスが守備を意識してカテナチオスタイルでプレーすることも考えられるが「それは無い。良いプレーをするのに慣れているし、我々にとっては3バックだろうが4バックだろうがあまり変わらない」と述べた。
ようやく膝の負傷から回復したFWカリム・ベンゼマに関しては「100%大丈夫だ」と、万全だと明かすも「スタメンかもしれないし途中出場かもしれない。チチャリートもいる」と、起用するフォワードは明かさなかった。
「ベンゼマは回復はしたが1ヶ月間プレーしていない。最初から彼のタレントを活かすか、後半にするかは迷っている」
また、バレンシア戦でブーイングを浴びたGKイケル・カシージャスについては「彼は経験豊富だし、この様な苦難にも慣れているから悪影響は無い。むしろモチベーションとなるだろう」と、同選手への信頼を強調した。
更にFWクリスティアーノ・ロナウドも同じ目にあうことがあったが「理解できる時とできない時がある。バイエルン戦やアトレティコ戦の様に、マドリディスタ達は水曜日の試合がどれだけ大切か分かっているから一つになるだろう」と、サポーターの声援を求めた。
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