ガンバ大阪のDF岩下【写真:Getty Images】
ガンバ大阪は12日、10日行われたJ1ファーストステージ第11節サンフレッチェ広島戦で相手選手に暴力行為を働いたDF岩下敬輔に関する声明を公式HPで発表した。
この試合で岩下は、広島のセットプレーが終わった後にすれ違ったMF清水航平と接触。映像で確認すると、岩下が故意にひじ打ちをしたように見えるが、審判団はこのシーンを見逃し、処罰が下されないままゲームは進んだ。結果はG大阪が広島を1-0で退けている。
この件についてG大阪は「弊クラブ所属、DF岩下敬輔選手が相手選手に対しプレーとは関係のない場面で、肩と肘をぶつけるという行為を行いました。これは、Jリーグが掲げるフェアプレーに大きく反する行為であり、岩下選手の行為は決して許されるものではありません。日頃Jリーグを応援していただいているファン・サポーターの皆様、Jリーグ・クラブをご支援いただいている関係各所の皆様に不快な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます」とコメント。
続けて「本日、岩下選手は、公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)規律委員会から直接、事情聴取を経て厳重注意を受けました。この処分をクラブ・本人ともに真摯に受け止め、クラブとしてもチーム規律に基づき厳重注意を行うとともに、フェアプレーの徹底に取り組むべく、チーム全体に対して再発防止に向けた指導・教育を行ってまいります。ご迷惑をおかけした皆様には重ねてお詫び申し上げます」と声明を発表した。
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