マインツGMも関心を認めたFW武藤嘉紀【写真:Getty Images】
日本代表でFC東京のFW武藤嘉紀の移籍が噂されているマインツのクリスティアン・ハイデルGMが同選手への関心を認めたようだ。
現地時間11日のマインツ専門メディア『ヌル・フュンフ・ミックスゾーン』が伝えている。
イングランドのチェルシーからオファーを受けていたと言われる武藤。しかし、出場機会を得ることを優先と考える同選手は、そのオファーを断ると見られている。
チェルシー同様に武藤に強い関心を示しているのが日本代表のFW岡崎慎司の所属するマインツで、すでに交渉もされていると報じられていた。
同メディアによれば、ハイデルGMが「我々はその選手を知っており、そして照会を行ったことは否定できない」と話し、武藤への調査と関心を認めている。
ただし、同GMは「我々が注目して以来、彼はゴールを獲り続けている。彼にとっては素晴らしいことだが、我々にとってはよろしくないね」と、武藤の活躍で価値が上がり競合が増えてしまうことを懸念しているようだ。
今のところ関心を公言し、オファーを出したとされているのはマインツだけだが、レバークーゼンなども興味を示していると言われており、マインツとの交渉が加速する可能性もある。
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