決定機は少ないもエースの活躍で快勝
14日に行われたプレミアリーグの一戦で、マンチェスター・ユナイテッドがクリスタルパレスを2-0で破り、開幕戦以来となる今季2勝目を挙げた。チームの大黒柱がゴールを挙げての勝利だった。得点者はファン・ペルシーとルーニー。
しかし、相手は今季昇格したチーム。しかも、退場者を出したため、ユナイテッドは約50分も数的有利で戦うことになった。それを考えれば、2点というのは少々寂しすぎた。モイーズ監督も試合後、「もう少しゴールを奪っても良かった」と率直に認めたが、ユナイテッドの指揮官としてホーム初勝利に表情に険しさはなかった。
「開始から完全に試合を支配していた。一つのチャンスを除けば危ない場面を思い出すことができない。先制点まで時間はかかったが、結果は常に疑いようはなかった」
確かに負ける気配は全くなかった。しかし、前半は39分にファン・ペルシーのボレーがバーを直撃した以外、決定機をつくるこができなかった。パレスがゴール前に「バスを常時停車させる戦術」に出たわけではない。
相手にある程度のボールを持たせつつ、危険なエリアではパスコースやスペースを消した。それに対してユナイテッドは解決策を見出せなかった。しかし、前半終了直前の二つのプレーが勝敗の大勢を決めた。
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