PSVに所属するFWデパイ【写真:Getty Images】
PSVに所属するオランダ代表のFWメンフィス・デパイが、パリ・サンジェルマン(PSG)との合意に迫っていたものの、マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督から連絡があったことで考えを変えた事実を明かした。
先週、ユナイテッド加入合意が発表されたデパイは、2500万ポンド(約46億3000万円)で移籍することになる。だが、21歳の同選手はフランス王者への加入に近づいていたそうだ。
ファン・ハール監督は、PSGが関心を示していたことで、ユナイテッドはデパイ獲得に動くことを「強いられた」と明かしていたが、デパイも同監督の影響でオールド・トラフォードへ向かうことになったと認めている。
デパイは英メディア『スカイ』で「本当にPSG移籍に近づいていたんだ。でも、ユナイテッドもずっと関心を持ってくれていることは知っていたが、具体的じゃなかったんだ。そしてぎりぎりのところで、彼らは僕の代理人に連絡をしてきた。もちろん、ファン・ハール監督とも話したよ」と、交渉の舞台裏を告白。
続けて「難しい状況だったと言っておこうか。でも、監督と話してからは、ユナイテッドに行きたいと自分で思ったんだよ。本当に誇りに思う。マンチェスターでビッグな選手になれると信じているよ」と改めてプレミアリーグでプレーできる喜びを語った。
デパイは週末にPSVでの最後のホームゲームに出場し、長距離のFKを決めている。
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(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。