ベルギーで再び悪夢が起こってしまった。11日に報じられていたFCOベールショット・ウィルレイク(4部リーグに相当)に所属するDFのティム・ニコットが死去したことがわかった。クラブ公式サイトが伝えている。ニコットは23歳だった。
ベールショット・ウィルレイクはすでにシーズンを終え、来季から3部に昇格することが決定。同選手は、チームと共にベルギーのヘーミクセムで行われるトーナメントに参加中だったという。そこで、試合中に心臓発作で倒れ、意識不明の重体に陥っていた。
その場で蘇生措置が施され、すぐさま病院に運ばれた。病院では手術を行い人工呼吸器を付けていたが、11日他界した。
ベルギーではわずか2週間前にも元ベルギーU-21代表グレゴリー・メルテンスが試合中に、心肺停止状態で倒れ心肺蘇生が行われた後、病院に運ばれていたが、死亡するという事件が起きていた。今年1月には心臓発作ではないものの、U-21ベルギー代表MFジュニオール・マランダが交通事故で亡くなっている。
立て続けの悲劇にベルギーだけでなくサッカー界全体が悲しみに包まれている。
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