ユベントス移籍が近づくパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
パレルモの新星FWパウロ・ディバラのユベントス行きが木曜日にも決まる可能性がありそうだ。イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。
ユベントスのジュゼッペ・マロッタSDとパレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は木曜日にディバラについての決定的な交渉を行なうとみられている。現在ユベントスのオファーは移籍金3200万ユーロから3500万ユーロ(約47億円)となっており、パレルモが受け入れるに十分な額に達している。
しかし、現金による支出を抑えたいユーベは、下部組織に所属する選手の保有権やGKニコラ・レアリ(現チェゼーナ)とFWキングスレー・コマンといった選手のレンタルを盛り込むことで移籍金を抑えることを狙っている。
また、ユベントスは中盤の補強にも積極的な姿勢をみせている。現時点で噂が挙がっているのがローマのMFラジャ・ナインゴランとゼニトのMFアクセル・ヴィツェル。今季チャンピオンズリーグによって多額の収益を得ているユーベなだけに、MFポール・ポグバを放出しなくともディバラに加えてMFを1名獲得することは可能だ。
イタリアの盟主だけでなく、欧州の本命の座を狙うユベントス。果たして今夏の補強を成功させることはできるのだろうか。
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