カルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのアンチェロッティ監督にベンチ入り停止処分が下される可能性があると、スペイン紙『アス』が9日に伝えている。
リーガエスパニョーラ第36節・バレンシア戦を2-2のドローで終えたマドリー。この試合をジャッジしたクロス・ゴメス氏は報告書に、「試合が終了した途端、約30メートル離れた位置からアンチェロッティ監督は不満を表すため、私に向かって執拗に拍手をしていた。その直後、ロッカールームへ向かう間にも同じジェスチャーを副審にしていた」と書き記している。
スペインプロリーグ機構(LFP)が定める規定の第117条によれば「審判への侮辱的な言動は2~3試合、または1ヶ月間の試合出場停止処分の対象になる」とされている。今回のケースでは、数試合の停止処分が下される可能性があるという。
なお審判のパフォーマンスに不満があるのはアンチェロッティ監督だけではない。DFペペも試合後、スペインのTV『カナル+』に「ファウルではなかったプレーをファウルと判定されていた。審判は試合をわざと難しくした」と主張している。
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