エバートンに所属するDFストーンズ【写真:Getty Images】
先日、5季ぶりのプレミア制覇を果たしたチェルシーが、夏の移籍で守備の補強に乗り出す可能性が浮上している。
英紙『デイリー・ミラー』によれば、チェルシーは、高齢化が進む守備陣の将来を見据えてエバートンに所属するイングランド代表のDFジョン・ストーンズの獲得に関心を示しており、ジョゼ・モウリーニョ監督は同選手がCBの他にSBとしてもプレーできるところに目をつけたと報じられている。
また、チェルシーがストーンズに興味を示す理由のひとつにホーム・グロウンの選手であることが考えられる。外国人が犇めくプレミアリーグの金満クラブにとって“自家製”の即戦力を獲得することは、海外のスター選手を補強することと同じくらい重要であるため、移籍金も破格の2000万ポンド(約37億円)を提示する見通しだ。
尚、バーンズリーの下部組織で育った20歳のジョーンズは、2013年1月に移籍金300万ポンド(約5億5000万円)の5年契約でエバートンに加入。次代を担うイングランド代表として注目が集まっており、4月26日に行われたプレミアリーグ第34節のマンチェスター・ユナイテッド戦では、移籍後初ゴールを決め、3-0の完封勝利に貢献した。
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