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元セレッソMFカチャルが2試合連続弾。放出候補から1部残留への救世主に

text by 編集部 photo by Getty Images

元セレッソMFカチャルが2試合連続弾。放出候補から1部残留への救世主に

2試合連続弾のカチャル【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ第32節が現地時間8日に開催され、ハンブルガーSVはホームでフライブルクと対戦して1-1で引き分けている。

 共に残留浅いを繰り広げる両者の直接対決。残りも3試合となりどちらも負けられない一戦となった。

 ブンデスリーガ創設時から一度も降格したことのない唯一のクラブ(バイエルン・ミュンヘンは初年度不参加)であるハンブルガーSV。ここ数年は降格の危機にありながら何度も残留してきた。今季もすでに2度の監督交代をするなど低迷。新監督ブルーノ・ラッバディア氏就任直後の試合でも敗戦を喫し、今回ばかりはダメかと思われた。

 しかし、その後2連勝を飾り、降格圏を脱出。自動降格圏との勝ち点差は「3」ではあるものの希望が見えている。

 その中で大活躍を見せているのは、元セレッソ大阪のMFゴイコ・カチャル。ラバディア監督就任前までは、放出候補とされ、試合出場もリーグわずかに8試合だった。

 しかし、ラバディア体制2戦目から先発で出場すると、前節のマインツ戦では終了間際に値千金の勝ち越しゴールで勝利に貢献。

 今節も後半アディショナルタイムに貴重な同点弾でチームを救った。

 監督交代でチームの救世主となったカチャルは、残留と契約を勝ち取れるだろうか。

【了】

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