談笑するゲッツェとテア・シュテーゲン【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでバルセロナに敗れたバイエルン・ミュンヘンだが、試合後のあるシーンが波紋を呼んでいる。
現地時間7日のドイツ紙『アーベント・ツァイトゥング』など各紙で、試合後にバイエルンのMFマリオ・ゲッツェとバルセロナのGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが笑顔で話しながら、ロッカールームへ引き上げていく様子を紹介。そのシーンがバイエルンサポーターの怒りを買ったと報じていた。
バイエルンのサポーターたちは、確かにソーシャルネットワーク上で怒りをあらわにしている。
この騒動に対し、ゲッツェすぐさま自身のHPで釈明。「あることについて一言」と題し、釈明文を綴っている。
同文には「テア・シュテーゲンと笑顔で会話しているところを報道されたのを見たよ。そして、同時に負けたことを全く興味がなくどうでもいいようにとらえた人もいることを知った」と、報道でこの騒動を知ったことを伝えている。そして、「僕は少なくともファンやチームメイトと同じくらいがっかりしていたんだ。そう思えなかったのであれば本当に申し訳ない。謝ります」と、自身の態度が誤解を招いたことを謝罪。
続けて「僕は君たちに言いたい。僕はチームのために全力を尽くす。チームの成功のために努力する。そしてファン、バイエルンのクラブ、対戦相手をリスペクトしている」と。バイエルンのためにすべてをささげると、誓った。
写真だけ見れば確かに誤解されかねないシーンであるだけに、簡単に騒動が収まるとは言い切れない。信頼を取り戻すにはやはり2ndレグで”メッシよりもすごい選手だということを見せる”しかない。
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