バイエルンの獲得候補となっているMFアンヘル・ディ・マリア【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでバルセロナに大敗を喫したバイエルン・ミュンヘンは、来季の補強リスト最上位にマンチェスター・ユナイテッドのMFアンヘル・ディ・マリアを挙げているという。現地時間7日のドイツ紙『ターゲス・ツァイトゥング』をはじめ、各メディアが報じている。
同紙は、大手メディア『スカイ』のレポーターによる情報を紹介。それによれば、ディ・マリアがバイエルンの獲得候補として挙がっているようだ。
また、『スカイスポーツニュース』内でもこの噂を取り上げており、専門家の話では「可能性は高い。もちろん移籍金は相当かかる。しかし、イングランドでは結果を残せていない」と、移籍実現の可能性は高いと見ている。
しかし、ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は『マンチェスター・イブニングニュース』で「選手が決めること。彼は素晴らしいシーズンを過ごしたとは言えない。先発で常に出られないというのは、彼だけでなく私もがっかりしている」と、話しているものの、来季はきっと良くなると信じており、残留を希望している。
ディ・マリアの推定市場価値は6500万ユーロ(約91億円)と言われているが、黒字経営のバイエルンにとっては、大きな問題ではない。
さらに、今季は負傷で抜けたMFアリエン・ロッベン、フランク・リベリの穴が埋まらず、3冠を逃し、CLも敗退の危機にある。これらを踏まえると来季は更なる戦力アップを必要と考えていると予想される。
果たしてこの夏、バイエルンが大金を積んで選手を獲得することが起きるのだろうか。
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