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マンUが欧州屈指の有望GKを乱獲? U-16世代の才能を狙う

text by 編集部 photo by Getty Images

マンUが欧州屈指の有望GKを乱獲? U-16年代の才能を狙う
ユナイテッドGK陣に新たな才能が加わる?【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドがベンフィカに所属する15歳のGKジョアン・ヴィルジニア獲得に迫っているようだ。6日にポルトガルの新聞『オ・ジョーゴ』が伝えた。

 ヴィルジニアは昨夏すでにユナイテッドのトライアルに参加しており、そこで実力を評価されての獲得になるという。

 ベンフィカの下部組織で存在感を放つ才能は、すでにユナイテッド加入で合意しており、夏にイングランドへ渡ると見られている。

 一方、ユナイテッドは同年代の他のGK獲得も濃厚だ。スタンダール・リエージュの下部組織でプレーするベルギーU-16代表イライアス・ムタ・セブタウィの加入も迫っている。

 3日に英紙『デイリー・メール』が報じたところによれば、1999年生まれのムタ・セブタウィには国内の名門アンデルレヒトに加え、ローマやニューカッスルも興味を示していたが、7月のユナイテッド移籍を決断したと見られている。

 また、3月には同じく1999年生まれのポーランドU-16代表GKトマス・クチュがユナイテッドの練習に参加すると『デイリー・メール』が報じていた。所属するポロニア・ワルシャワではすでにトップチームに帯同した経験があり、13歳の頃から欧州中の注目を集める存在だった。

 リバプールやエバートン、レンジャース、レバークーゼンといったクラブからも練習に招待されていたクチュだが、その後の動向は伝わってこない。

 いずれにしろ、ダビド・デ・ヘアの将来が安泰でない現状に危機感を持ったユナイテッドの首脳陣が、未来を見据えて生え抜きの守護神を育成しようとしていることは事実だ。

 今後どんなGKがユナイテッドのゴールマウスを守るのか、ベン・エイモスら現在所属する控えGKたちの立ち位置はどうなるのか、注目が集まる。

【了】

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