ペトル・チェフの移籍先はどこに…【写真:Getty Images】
絶対的守護神サミール・ハンダノビッチ放出が濃厚となっているインテルだが、以前から関心が伝えられていたペトル・チェフ獲得に本腰を入れ始めたようだ。6日に英紙『デイリー・メール』が伝えている。
来季末でチェルシーとの契約が切れるチェフの獲得にはリバプールやアーセナルといったイングランド国内のクラブに加え、ローマやレアル・マドリーも関心を示している。
しかし、チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏に国内のライバルに優秀なGKを提供する意思はなく、国外移籍のみ許可する姿勢だという。
インテルはハンダノビッチのローマ移籍が噂されるなど、守護神の流出危機に瀕しており、ロベルト・マンチーニはその後釜としてベテランのチェフを高く評価している。
だが、獲得に向けたハードルは高い。チェフ自身はチャンピオンズリーグへの出場を望んでおり、インテルにはその出場権がないためだ。アーセナルはほぼ出場を確定させ、ローマは2位に入れば問題ない。
様々なハードルが立ちはだかる取引だが、インテルは実力派守護神を確保できるだろうか。リーグ戦残り4試合、まずはすべてに勝利することが必要だ。
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